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2005年10月 4日 (火)

そばの里 荒川

奥秩父荒川はそばの里。村全体がそば処です。120軒をこすそば生産農家と約30軒程のおそばやさん。豊かな自然と素朴な人情が相俟って、ひとくち食べれば忘れられないそばの味がいろいろあります。そばの花が咲く春と秋になると村の至るところで白い可憐なそばの花が見られます。おそばを食べるだけでなくそば打ち体験ができる施設などもあります。素朴なそばの味を是非ご賞味ください。
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と云う 「奥秩父 荒川観光協会」のお奨めに従い、たまたま休暇だった本日(小雨の中)のこのこと出かけました。
目的は2つ。 そばの花の写真撮影と蕎麦を食べること!
正丸峠を越えると雨は止み、曇り空になりました。
上田野地区と白久地区にてそば畑を撮影しました。(やぶ蚊に刺されながら)
帰りにコスモス畑で道草しました、写真は後日アップします。
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もう一つの食のほうですが、お奨めの中からHPを開設している「そば処 和味(なごみ)」さんへ参りました。
11時の開店と同時くらいにお邪魔したら、店主みずから快く迎えていただきました。
中川でそば畑を撮ってきたと話したら、店主手作りの蕎麦や花そしてお店や地区に関するファイルを見せてくれました、勿論自慢のそばの話も聞かせてくれました。
店主お奨めの「寒ざらし せいろそば(天ぷらつき)」を頂くと、そばの甘みが私にも分かりました。 美味いー! 寒ざらしで灰汁を取りまろやかに熟成させるようだ。
食べれたら比べてみる為に普通の「せいろそば」もどうですか・・・と言われて・・勿論頂きました。(タダではありません) これも美味いが寒ざらしとの違いがわかりました。
山形の寒ざらしを店主が習って秩父に合わせて作ったとのことです。
江田さん ごちそうさまでした。
このお店は1日49食限定で無くなったら終わりです。
なぜなら・・・安定しておそばを食べていただく為に、1日50食分を作り1食はご主人が味見をするからです。
本日49人目の方へ・・・食べれなくてすみませんでした・・・私が2食分食べました!^^

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コメント

こはるさんへ
おそばやさんは約30軒、生産農家が120軒以上です。まさにそばの里ですね!
それにしても、旧 荒川村だけで約30軒とは多いですよね。(現在・・・秩父市荒川)
おろしそばは会津にもありますね。
蕎麦・・・と云ってもいろんな歴史があり奥が深いですね。

投稿: おーちゃん | 2005年10月 4日 (火) 22時30分

こんばんは。
120軒がそば屋!?ほんとにそばの里ですね。行ってみたいです。
 寒晒蕎麦って保科正之が献上したものだったなんて・・・勉強になります。信州にいながら、ちっとも知りませんでした!!
 高遠は辛味大根で食べる「おろしそば」なんですが、確か山形か会津にもありましたよね。

投稿: こはる | 2005年10月 4日 (火) 22時06分

阿武さんへ
それぞれの土地によって蕎麦も変わりますね。
寒晒蕎麦について調べてみましたら、江戸時代 信州・高遠城主 保科正之が将軍家へ夏に献上したのが始まりとのことです。隣の高島藩も献上しています。
保科氏はその後、山形城主に、さらに会津若松城主になっています。
寒晒という保存技術が信州から山形そして会津へ伝わったことが納得いきます。

投稿: おーちゃん | 2005年10月 4日 (火) 21時24分

そばというのは土地土地によって違いますよね。もちろん地粉ばかりではないでしょうが。新潟のそば、山形のそば、福島のそば、信州のそばそれぞれに特徴があり又その土地でもさまざまにあります。

所沢のそばは喰った事がありますが、そういや俺秩父のそばって喰った事はない。喰いたい。

投稿: 阿武さんのゆきあたりばったり | 2005年10月 4日 (火) 20時38分

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