関越道
首都圏と新潟県をむすぶ「関越自動車道」は暮らしと経済の大動脈である。1985年10月に関越トンネル(11km)の完成により全線開通した総延長246km(練馬IC~長岡JCT)のこの高速道路はただの道路ではない。新潟県民にとって大変意味のある道路である。
開通以前の人と物の流れは、鉄道(上越線および信越線)と冬場は通行止めもあるR.17(三国峠)やR.18(北国街道)が主体であり物流には自ずと制約が有った。三国峠を通らずに谷川岳の下をトンネルで通ることは長年の夢であったと言えます。ちなみに、上越新幹線は1982年に開業しており、鉄道のトンネルは上越線の「清水・新清水トンネル」と新幹線の「大清水トンネル」の3本が有りました。「関越トンネル」は峠越えに要していた時間を大幅に削減し、雪の心配をせず通年利用できる道を与えてくれたのです。
関越道は藤岡JCTで長野方面への上信越道に接続しており、上田へ行く時に利用しております。(藤岡JCT~上田菅平IC 97km) 藤岡JCTから関越トンネル手前の谷川岳PAまでは67kmで、いつもここで休憩をし関東に別れを(?)告げます。このPAには清水を飲める(汲める)所がありペットボトル持参の人もいます、そして下りにはJHとんねる館があり無料で関越トンネルの仕組みなどを見学できます。
藤岡JCTを過ぎると車の数は少なくなり、前橋を過ぎるともっと少なくなり、関越トンネルを抜けると(雪国であった・・・ではなく)自家用道路状態(オーバー?)となります。湯沢IC付近はスキー場がよく見えます。そして魚野川とともに北上し、魚沼丘陵を見ながら六日町ICを過ぎると周りは一面の水田地帯となり、その間を6km位の直線道路が続きます。左に雪国まいたけの工場が2つ見えます。くれぐれもスピードの出し過ぎに注意と、右に越後三山(駒ケ岳・中ノ岳・八海山)などが見えますが脇見運転に注意です!
谷川岳PAから小千谷ICまでは83km、長岡JCTまではさらに17kmです。長岡JCTで関越道は終点となり、北陸道に接続します。さらに北上し弥彦山を見ながら越後平野・蒲原平野を通って新潟へは約55kmです。また長岡JCTより西に進むと柏崎などを経て右に日本海を見ながら上越までは約65kmです。
もう数え切れない程この道を走っていますが、昔に比べて走りも落ち着いてきたと(?)思っています。(以前からスピードは出していませんが・・・) また最近は、途中のICで降りたりして道草をするようになりました。^^ 今年4月は月夜野で降り、わざわざ三国峠を走ってきました。8月は六日町で降り八海山に行きました。どちらも眺めが良かった・・・!
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コメント
阿武さんへ
出張よりグルメ旅みたいでいいですね!
レポート楽しみです、私も前橋をチェックします。
Racexpさんへ
JRで販売している「大清水」と同じように、トンネル工事で湧き出た清水を汲めるようにしてあります。結構人気があり、ポリタンクに汲んでいる人もいます。(商売用として?)
以下は「大清水」のHPより
神秘の山、谷川岳。その山容は日本屈指の岩場で、特に一ノ倉沢の大自然は、見る人に大いなる感動をあたえます。そして、谷川岳の地質は日本でも珍しい6つの地層から構成され、この特殊な地層構造は、実は名水を生みだす大きな背景でもあるのです。
そこに降り積もった雪は静かに溶け、はるかな時を経て6つの地層に浸透し濾過されてゆきます。その過程で適度なミネラル分を吸収し、直下1,000mの地点に、磨かれたおいしい天然水となって清冽に湧きだします。
はるか伝説の時代に大自然が創造した巨大な濾過器-谷川岳。それが名水大清水のルーツなのです。
投稿: おーちゃん | 2005年9月 8日 (木) 22時28分
こんばんは
だいぶ前に出張で関越トンネルを通ったときペットボトルに水を汲んでいる人を見かけました。
ここ数年はこのトンネルも通っていません!
投稿: Racexp | 2005年9月 8日 (木) 20時57分
こんばんわ。私も関越はよく通ります。前橋に支店があり来週も行く予定です。楽しみは三つあります。①前橋市場の食堂で「雷そば」を食う事②前橋市内のうどん店に行く事③前橋市内のもつ焼き屋に行く事④スーパー銭湯に行く事以上です。
投稿: 阿武さんのゆきあたりばったり | 2005年9月 8日 (木) 20時12分